第21回柔道整復師国家試験問題

解説は下記のとおりです。

21回柔整理論

[問題66]正1または4
開放性骨折は皮膚外に交通しているもの。
ゴールデンアワーは受傷6~8時間。

[問題67]正2
骨挫傷はMRIでの診断。骨軟骨骨折は海綿質の微細な骨折で診断しにくい。ソルターハリスV型も圧挫なのでしにくい。柔理P40ソルターハリス型はよく絵を見ておく事。

[問題68]正4
過剰化骨形成では橋状化骨により前腕の回内外障害をおこす。

[問題69]正3
肘・運角・大。踵・ベー・少。大頸・頸体・大

[問題70]正4
選択肢1.2.3それぞれ類似疾患で見られる症状なので鑑別対象にならない。

[問題71]正3
恒久とは永久に不変であること=肢位に関係なく

[問題72]正1
柔理p265鎖骨下脱臼、柔理p269の腋窩、関節窩下脱臼の図を見ておくとわかる。

[問題73]正4
フォルクマン拘縮は顆上骨折で固定緊迫による前腕の末梢神経障害をおこす。

スワンネック柔理p317DIP屈曲、PIP過伸展の変形
へバーデン柔理p316DIPの変形
※PIPの変形はブシャール結節という
ディピュイトラン柔理p315手掌腱膜の屈曲拘縮で伸展障害。高齢男性多い

[問題74]正4
ガレアジは橈骨中下1/3骨折と尺骨背側脱臼。
カレは辛さ下1/3と覚える。
尺骨神経損傷で回内外障害おこす。

[問題75]正2

[問題76]正2
柔理p284PIP掌側脱臼で正中索損傷でボタン穴変形おこす。掌ボP

[問題77]正3
柔理p320サッカーによる大腿四頭筋の急な収縮により裂離骨折なので異常可動性触知しにくい。
2.4は共通する

[問題78]正3
屈曲、内転、内旋→股関節後方脱臼。坐骨脱臼と腸骨脱臼。
柔理p370の予後1.2.4あり。

[問題79]正4
覚え方。血、円、お金も離れていくと膝蓋跳動

[問題80]正1
外脛骨と第1ケーラーは舟状骨である。
三角骨は距骨、セーバー踵骨
ジョーンズは5中足骨の疲労骨折、フライバーグは第2ケーラー(第2中足骨

[問題81]正2
距骨骨折で長母指屈筋の牽引でナウマン症候になる。

[問題82]正4
求→縮む。遠→伸びる

[問題83]正3
柔理p351距骨が強く外転されるので外側に脱臼するが○
内側の牽引で内果裂離骨折、距腿関節の高さで水平骨折。

[問題84]正3
柔理p301野球肘ともいい、内側が多く、遅発性尺骨神経麻痺の発生あり。外側は離断性骨軟骨炎。
柔理p283スラップは上腕二頭筋腱の裂離での関節唇損傷。スラ二
柔理p292ベネットは三頭筋長頭の関節後方の骨棘。腋窩神経絞扼。ベネ三
柔理p295リトルリーガ肩はソルターハリス1型の近位骨端線離開、疲労骨折

[問題85]正3

4は下腿部の最大周囲径

[問題86]正1
急性とは書いてないため。

[問題87]正

[問題88]正1
柔理p191上角は肩甲挙筋により上内方。他覚えておく。

[問題89]正3
柔理p251ベネット骨折は、長母指外転筋→短縮、母指内転筋→内転転位。

肩甲骨上角は肩甲挙筋。
深指屈筋は末節骨折、浅指屈筋は中節骨骨折。深末、浅中

[問題90]正3
柔理p201
三角筋より近位の近位での内方は広背筋、大円筋、大胸筋。

遠位骨片は三角筋、上腕二、三頭筋により外上方。
三角筋より遠位の近位骨片は三角筋により前外方に、遠位骨片は上腕二頭筋により後上方。

[問題91]正3
柔理p228モンテギア伸展型は肘鋭角屈曲位、前腕回外。屈曲型は肘伸展位、前腕回外。

[問題92]正2
柔理p220橈骨近位端骨折の症状。腫脹は軽度。前腕回旋障害、長軸方向の圧痛。

[問題93]正2
柔理p228モンテギアは橈骨神経麻痺(後骨間神経麻痺

[問題94]正4
舟状骨骨折は栄養血管が断たれ偽関節になりやすい。
1のキーンベックは月状骨。2は近位1/3と腰部である。3は近位骨片の無腐性壊死

[問題95]正2
高齢者では骨が脆いため。

柔理p323加齢により頚体角、前捻角ともに減少。

[問題96]正1
柔理p266烏口下脱臼の症状。肩30°外転、内旋。モーレンハイム窩消失。肩峰下空虚。

鎖骨下より烏口突起が外にあるため外方にある。骨頭後外の欠損はヒルサックス損傷である。

[問題97]正4
固定肢位は肘関節屈曲90°、前腕中間位。
柔理p273合併症、靭帯損傷および断裂もみられる。また、骨化性筋炎もみられる。

[問題98]正2
柔理p278の図を参照。2は月状骨が掌側に脱臼する3型。

[問題99]正1.2
Q大、F少と覚える。
柔理p375膝蓋骨脱臼の要因は、他に外反膝、前捻角が過剰、内側広筋の脆弱、全身の関節弛緩。
固定は軽度屈曲位

[問題100]正1.3
ドレーマン滑ってみる。猿が動揺するな。
柔理p386ドレーマンは、外旋拘縮され、股関節屈曲すると腹につけられない徴候。
柔理p305円回内筋は正中神経障害。
柔理p307フローマンは肘部管症候群。

[問題101]正4
鎖骨骨折では、中外1/3境界部や骨片が楔状、開放性など転位が高度なものは非観血療法。

[問題102]正3
画像はレントゲンのため筋腱は把握出来ない。骨頭の位置も正常なので、この時点で2.4は消される。
軋轢音もない為3となる。

[問題103]正2
柔理p386膝に問題がないが痛む疾患は大腿骨頭すべり症である。数ヶ月膝痛があり、