中節骨骨折の応急処置

患者 Pくん 12歳 男子 バスケットボール

バスケットボールのパスを受ける時に左小指を強く痛め永信堂本木整骨院に来院されました。どの角度でぶつけたという状態が本人も咄嗟の事で覚えておりませんでしたが、視診からDIP関節かは末節にかけて皮下出血が見られ、軽くDIP、PIPをそれぞれ動かしてみると中節骨に異常可動性が感じられました。熱感と腫脹も強く、指を動かせない状態でした。中節骨の頸部付近にわずかに陥凹部も見られましたが転位は感じられませんでした。
パスを受ける時の動作なども想定した上での判断としては中節骨頸部の骨折の疑いがあり応急処置行い、直ちに病院に行って貰う事をはなしました。

応急処置であるRICE治療をもとに氷でアイシング行い、永信堂本木整骨院にある青メンタームQを使い鎮痛作用と消炎を施し、アイシングしながらタオルで巻きつけ圧迫と挙上させて冷やしておきました。
最後に冷却湿布、金属副止を使い軽度屈曲位でボールを握るような肢位で包帯固定を行いました。

結果
病院での診断は骨折との事でした。,腫脹の軽減がみられました。