右肩部の痛みのある患者さん

患者Mさん 男性 50代

初診で永信堂本木整骨院に来院されました。2週間程前からダンスなどしていて右肩挙上時の違和感、外転痛と肩頸部までの鈍痛を訴えました。腫れや熱感はなく腱板損傷のペインフルアーク、ドロップアームのテストは正常でした。左右比べると右肩関節がやや前方にズレてそれによって頸部も引っ張られやや右側屈気味になっていました。また僧帽筋と菱形筋の硬直があり肩甲骨の可動性も狭くなっていました。

永信堂本木整骨院での治療は赤メンタームを背部から頸部、肩甲骨外側の棘下筋、小円筋などから三角筋後面、棘上筋から三角筋中央にかけてを広く塗り込みます。その後、肩甲骨内から手を入れて外側に牽引し、更に回旋させて可動域拡大します。また広背筋ストレッチ、僧帽筋と頸部筋を手技療法で押圧し弛緩させます。仰向けにて温パックによる温枕を作り胸部の反らしと頸部のアーチ作り行います。さらに頸部筋を緩めた後に牽引と矯正によりズレを治し、大胸筋のストレッチをして終わりました。