はじめに

スポーツリハビリテーションは、スポーツにより段階的(軽い~重いもの障害)な傷害を持ってしまったことにより、本来の実力を発揮できない人に必要です。
リハビリテーションが必要な人はどの年代にもいますが、リハビリテーションの種類、レベル、達成目標はさまざまです。スポーツでの障害や、スポーツでの事故に遭遇した場合、機能を完全に回復し、制限なく生活できるようになることが、最低目標となり、各スポーツ種目への参加、復帰が最終目標となります。とはいえ、リハビリテーションの目標や強度が変わる理由は年齢や原因だけではなく、怪我からくる活動制限なども関係します。集中リハビリテーションは理学的療法、作業療法など色々な要素で構成されますが、効果を得るためには、通常マンツーマンのトレーニングを数週間続ける必要があります。急を要する健康上の問題がある場合は、それを解決してからでないとリハビリテーションを始められないこともあります。また機能障害の重さやリハビリテーションチームの技術にかかわりなく、リハビリテーションで得られる最終的な成果は患者のやる気にかかっています。患者の中には、家族や友人に構ってほしいばかりに自分で回復を遅らせてしまう場合がある事を心しておかなければなりません。やる気+種目別のメニューを併せた構想が重要となります!!
リハビリテーション リハビリテーション リハビリテーション

脳梗塞のリハビリ運動

受傷3か月強運動開始 つらいリハビリを乗り越え 治療後
永信堂グループ関原院で勤務している榎本先生です。H23年の秋ごろ脳梗塞を患いました。
半身麻痺、平衡感覚の消失、作業障害(箸を持つこと、ご飯を食べる事)を引き起こしました。
当初は病院で絶対安静、その後自宅療養しました。
その後体が動かない事から体重が増加して、運動困難な体になりました。
温・冷・電・触・打・鋭痛・鈍痛などのありとあらゆる部分から神経刺激を行い、まずは簡単な日常動作からのリハビリを始め、受傷後三か月ほどで機能訓練を開始しました。当初は体重も増加して体も動かないため手こずりながらそれでも治りたいという一心で辛いリハビリを行いました。
運動開始3日目にして写真でもわかるくらい体重を減少させ、今では患者さんの治療にあたることが出来ます。
マニュアルにはないその人に合わせたリハビリ・そしてそれをこなす本人の治りたいという一心で今こうして治療家としての生命を取り返すことが出来ました。
失う事は簡単です。手に入れる事や取り返すことは必ず努力が必要であり、その努力の結果こうして幸せな生活を送れます。
私たち永信堂は努力をする人を全面的にバックアップして必ずいい結果に導けるようにいたします。
※リハビリの映像は下記参照
映像はリハビリ訓練を行い、身体の能力が向上した後のものです。(ある程度回復をした時の映像です。)
専門家の指示なく不用意に行えば怪我の恐れもありますので、必ず専門家の指示の元行うようにお願いします。

動画治療

関節硬直+神経麻痺のリハビリです。だいぶ改善した時の英三でしたが反復練習によりここまで回復することが出来ました。 下半身の足首→膝→股関節→腰→背中→肩→肘→首のすべての関節を使います。左右バランスも合わせることが出来ます。
ボールをまたに挟みながら片足立ちになりターンをします。バランス感覚とボールを継続的に挟むため継続的な意識が重要になります。 片側麻痺の為正確な力の入れ方に付け加え、足の機能回復訓練を行います。
ペットボトルを離してキャッチします。右手の運動麻痺訓練になります。背中、肩、肘、手首、手指の連動運動向上に使われます。 ペットボトルを離してキャッチします。右手の運動麻痺訓練になります。背中、肩、肘、手首、手指の連動運動向上に使われます。
こちらは上記の訓練の応用編となります。
足指のリハビリ訓練です。歩行訓練が厳しい人はまず遠位部からの運動を行い、他関節との連動を付けましょう。 ボールをしっかり円を描きながら体を捻っていきます。身体の細かい力使いなどを回復するために行います。
脊椎周囲の筋の硬直を解し、左右バランスを合わせる運動です。 上記の応用編です。ボールを遠くに置くことにより全体的に伸張力が働きより神経刺激をすることが出来ます。
上記の応用編です。ボールを遠くに置くことにより全体的に伸張力が働きより神経刺激をすることが出来ます。 片足を上げることにより筋力トレーニングに付け加え、ハンドリングにより作業障害の改善を図ります。
上記の応用編です。身体を伸ばしさらに下半身の運動を行いつつ、上半身の筋力向上訓練として使えます。 上記の応用編です。ボールを高くにする事により前の二つとは違う部位の筋運動をすることが出来ます。
上記の応用編です。上下に運動する事によってまた一つ違う運動機能を回復することが出来ます。 体を捻じる事により上半身の連動運動に加え腰部、臀部への可動訓練を行えます。
こちらは健足ですが、右腕障害トレーニングに関して上記のトレーニングを応用したものになります。 身体の運動記憶改善トレーニングです。一つ一つの細かい動きにより運動記憶を取り戻していきます。
下半身筋力増強、左右バランス向上訓練です。少しでも足を上げながら行う事が良いでしょう 身体の左右バランスを取りながらの歩行です。自分の思った着地地点へ足を運ぶ訓練です。
上記の訓練の応用編です。スピードを上げることにより余計な力みを減らし、軽いジャンプにより足首をしっかり動かすことが出来ます。 タオルの延長線上に足を置きながら歩きます。平衡感覚の改善トレーニングになります。
まだ歩くのが困難な際に麻痺部分に軽く刺激を与え、作業障害、平衡感覚障害へのトレーニングになります。 足首・膝訓練に加え、連動運動、切り替えし運動により麻痺した体を柔軟に動かせるようにします。
足首・膝の訓練です。ダッシュなどをする事により脳の運動記憶を作り出します。 身体の動きのリズムを取り戻す機能訓練です。人は無意識のうちに動きにリズムを作ります。リズム回復には特に使われるトレーニングです。
下半身の関節機能訓練です。左右バランスを整えながら行います。 上記の応用編です。深く関節を使う事により筋肉、関節の伸び縮みを大きくしてくれます。
上記の応用編です。深く関節を使う事により筋肉、関節の伸び縮みを大きくしてくれます。その後のダッシュの切り返しにより運動記憶を改善します。 リズムに合わせながら運動に変化を持たせたトレーニングです。急な動きや滑らかな動きを回復されるときに行われます。
上記の応用編です。動きの量を増やすことにより、トレーニング効果を向上させていきます。 上記の応用編です。早く動くことにより余計な力を使わず本来使わなきゃいけない筋肉、関節の力を使います。
歩行訓練です。リズムに合わせ左右のバランスを整えていきます。 上記の応用編で歩行訓練に付け加え股関節を外に開きなら臀部、股部の運動機能の向上をさせます。
片側の股関節回しながら筋力アップに付け加え片足になる事によってバランス機能の回復を促します。 股関節を大きく回すことにより脊椎からの捻転運動を加え全身バランスと左右バランスを合わせていきます。
歩行障害訓練です。同じ歩幅で一定のリズムを体に覚えさせます。 歩行バランス向上訓練の応用です。身体全体を回すのではなく腰をよく回しながら細かい動きをしていきます。
切り返し訓練です。急な動きに対応させるための訓練です。付け加え体力の向上にも大いに役に立ちます。 切り替えし運動の向上に加え、左右の動きの運動機能訓練です。運動記憶を回復させるため色々な運動を行います。
左右の平衡感覚訓練です。歩幅、ターン幅を体に覚えさせます。 訓練の成果のおかげで少しずつ動きが良くなりました。何度も失敗を重ねいい動きになっていきました。