交通事故を起こした場合は、警察や保険会社への連絡も必要ですが、事故の２次被害を防止し被害者の 方には誠意ある対応をすることです。

① 負傷者の救助と 119 番に電話をする。 負傷者がある場合は、周りの人に救助を求めたり、119番に電話をして助けをも求めます。頭部や頚部 (くび) に損傷がある場合には、無理に負傷者を動かさずに安静な姿勢でいるようにしましょう。

② 現場保存と2次被害を防ぎましょう。 2次被害を防ぐため、自動車を安全な場所に移動させましょう。ただし、交通や安全上問題がなかったら できるだけ警察の現場検証が済むまで事故現場を保存しましょう。移動が困難であれば、他の車に 交通事故が起きたことを伝えるため、ハザードをつけたり発煙筒をたきます。

③ 警察へ連絡しましょう。 110番で警察に連絡をします。被害者や損傷の程度、事故が発生した日時と場所、その他の現場の 状況を報告して、警察官から指示を受けましょう。

④ 保険会社へ連絡しましょう。 保険会社に事故発生の連絡をします。事故報告の受付だけではなく、保険会社の方が現場に駆けつけ アドバイスをしてくれることもあります。なお、保険会社へ連絡を正当な理由もなく怠ると保険金の受け 取りに支障がでることもありますので注意してください。