患者 Sさん 女性 60代 主婦

プールで泳いでる時に痛みがあり永信堂本木整骨院に来院されています。左肩と比べて肩が内旋内転にズレていて外転に90°以上の制限と回旋の引っ掛かりがみられます。痛みで力む癖や動かす時に肩甲骨を上げる癖があり肩関節自体の動きが無くなって関節の役割が低下しています。それだけでなく、猫背姿勢で頚椎も狭小しており頸部筋の張りにより鎖骨が引っ張られ肩前方のモーレンハイム窩付近にも痛みを訴えています。
永信堂本木整骨院での治療では、肩の三角筋、棘上筋、棘下筋肉を主に赤メンタームQを塗り込みながら伸ばしていき温パックを上腕から肩関節に巻きつけて温熱療法を行います。
背部の菱形筋、僧帽筋、温パックを取り除き、肩関節の運動療法で回旋他動運動、後方と下方への牽引で関節の隙間をあけるようにします。挙上運動にて肘に意識を持たせながら誘導入れて上下運動行いました。
仰向けにて背部から頸部に温パックを入れて背部は反らし、頸部はアーチを作る姿勢で寝かせていきます。
頸部筋の弛緩手技と牽引、回旋ストレッチ、肩関節の回旋運動行い終了しました。
結果
来院時より関節の動きが出来て可動域も拡大していますが、状態が戻ってしまいます。無理しない程度ですがプールでの運動は続けて行い、家で行える肩の運動は行うように指導しました。