患者sさん 70代女性

歩行時に杖をつかないと歩けなく、内側の痛みを訴え永信堂本木整骨院に来院されています。だいぶ屈伸動作がスムーズになって杖が一本でも大丈夫になりましたが、無いとふらつき踏ん張りが弱いです。変形により内反膝なので内側広筋が特に弱くみえます。
股関節や足関節の動きはそれ程可動性が悪くはありませんが、下肢の循環不良は著明です。
永信堂本木整骨院での治療はうつ伏せでハムストリングスと下腿三頭筋の緊張を手技療法で弛緩し、その後、膝窩、膝蓋骨周辺から大腿前面に赤メンタームを塗り込み温パックにて温熱療法行い循環促進させます。屈伸運動を他動→介助→自動→抵抗運動の順に行い、立ちの運動療法として足踏み運動を腿上げと、地面を強く蹴る練習行い終了となりました。また、体力的にも習慣付いてないために息切れやふらつく場面もあるので徐々に量を増やしながら歩行距離を伸ばし痛みの改善もしていきます。