左臀部鈍痛患者さま

患者Kさん 80代 女性

座っていて鈍痛、立ち上がりや動作開始時も違和感を訴えています。腰に痛みは訴えておりませんが、年齢的にも背部の後湾が目立ち、腰椎も前湾が少なくなっており座位姿勢で猫背が著しく腹部がくの字に曲げてしまった腸腰筋の縮こまります。その為骨盤が後傾し股関節の伸展可動域減少し、歩行で踏ん張り弱く安定感がないだけでなく歩幅の減少により臀部筋群の緊張がみられます。

永信堂本木整骨院での治療はうつ伏せにて大腿四頭筋から腸腰筋までのストレッチ行い伸ばします。股関節屈曲外旋位にて梨状筋、大臀筋を手技療法にて弛緩させ、股関節の回旋可動域ストレッチ行います。起立筋を仙骨付着から背部にかけて手技療法にて押し伸ばし、腰方形筋、腹斜筋を側方から、特に腸骨稜付近を剥がすように手技療法行い仙腸関節に隙間を作るよう牽引します。仰向けで腹部温パックを乗せて膝を軽度屈曲にさせ全身の弛緩、股関節回旋他動運動、外旋ストレッチ行い終了しました。