患者Sさん 男性 70代

左肩の外転時制限があり何かしら使うにも挙がらず永信堂本木整骨院に来院されました。

挙上は改善されてほぼ制限無くなりましたが、外転90°越えるあたりから肩甲骨が一緒についてきてしまいます。また、猫背姿勢から肩の骨頭が前方にズレてきているため引っかかり感があります。

永信堂本木整骨院の治療では背部から肩甲骨周辺の硬直を手技療法にて広背筋、菱形筋、棘上筋、棘下筋、小円筋を解していきました。次に肩甲骨の内側から隙間をいれて牽引し可動域を広げていきます。肩関節を他動運動させるため肩甲骨が上がらないように抑えて肩関節の改善他動運動行い徐々に回旋範囲と角度を大きくしていきました。仰向けにて背部に巻きタオル枕をいれて背部を反らした状態を作り、頸部も温枕でアーチを作っていきます。その状態から肩関節回旋運動、外転運動行い終了しました。肩関節の滑液が少なく運動範囲が狭い為続けて関節運動を行う必要があります。