特別全身治療 　永信堂錦糸町院患者さん

Sさん　６９歳　男性

負傷部位： 背部・胸部

準備物　温パック　バスタオル　赤メン　拭き取り用濡れタオル　服止め用タオル

症状：背部と胸郭前面の強い筋緊張と力みからくる痛み

原因：咳が止まらず一日中咳込んでいたため

割合：揉３０　痛３０　疲３０　動１０

治療内容：背部の筋緊張が強く、押せない状態でいらっしゃったので、永信堂独自の薬を塗り込む方法で、鎮痛作用と血行促進作用のある薬をゆっくり優しく塗り込みます。薬を塗り込みながら、薬の滑りを利用して徐々に圧を加えつつ更にたっぷり薬を塗り込みます。薬が浸透して摩擦力で温まり筋緊張の緩和が感じられてきましたら、温かい濡れタオルで薬をふき取り、今度は永信堂独自の温熱療法にて背部をじっくり温めます。背部を温めながら、臀部から下肢の筋を解して行きます。じっくり温める事で筋緊張が更に緩和されましたら、菱形筋・広背筋・棘上筋・棘下筋・肩甲挙筋を中心に肩から背部・腰部の筋を永信堂独自の施術にてゆっくり丁寧に解して行きます。患者さんは仰向けになっていただき、大胸筋・小胸筋・肩甲下筋を中心に胸郭周りの筋を解し、最後に頚部の筋を解して終了しました。

終わり：動作確認と触診をしたところ、痛みは大分減り来院時より楽にはなられと喜ばれておりましたが、まだ背部の痛みが取れきれておりませんでしたので、月曜日の来院をお約束されました。４日から診療している呼吸器内科をご紹介し、根本的な要因である咳込むのを無くす事をお勧めしました。